【開催報告】沖縄×浜松の越境プログラム「おきなわピースダイアログ」「おきなわ経営ダイアログVol.5」を開催しました

平和祈念公園の海を背に、おきなわピースダイアログの参加者が並んだ集合写真

不確実性の高い時代にあって、企業や組織は何を守り育んでいくのかー。

こうした問いを携え、2026年10月26日(月)27日(火)の2日間、静岡県浜松市の経営者の皆さん5名をお迎えし、浜松×沖縄の越境プログラムを開催しました。

26日は「おきなわピースダイアログ」、27日は「おきなわ経営ダイアログVol.5」として、学びと対話の場をつくりました。

両日の取り組みを通して、他者との信頼関係を築くチカラ、立場や世代を越えて共創するチカラ…こうしたエンパシー(他者理解)の大切さを、あらためて体感する時間となりました。

(主催:おきなわ経営dialogue /私ども株式会社Cosmic Consultingは、株式会社うむさんラボと共に事務局を務めています)

10/26 おきなわピースダイアログ

初日は沖縄県平和祈念資料館と平和の礎を会場に、浜松と県内の企業から39名が参加しました。

第1部では、沖縄戦を題材にした平和劇(株式会社ナラティブ主宰) を同資料館ホールで鑑賞しました。続いて会議室に移動し、対話ワークショップで互いの考えや想いを分かち合いました。

第2部は、資料館見学で特に戦後の歩みに触れた後、3名のピースバディの皆さんのガイドで平和の礎を巡りました。

「心で感じる」と「史実に学ぶ」を行き来しながら、日本がかつて戦争という道を選んだ史実に向き合い、自身とのつながりを見つめ直す時間となりました。

平和の礎で、ピースバディの説明に耳を傾ける参加者

10/27 おきなわ経営ダイアログVol.5

2日目は場所を那覇市のSAKURA innobase Okinawaに移し、浜松と沖縄の経営者と、各社のリーダー層の皆さん31名が参加しました。

経営を、利益や成長だけでなく、人の心や暮らしを豊かにする営みとして捉え直す。そんなテーマのもと、4グループに分かれて対話を深めました。

「どれだけ時代や市場が激変しても、大切にし続けたいものは何ですか?」

「これからの時代に、人の心や組織を生かすために、勇気を持って手放すべきもの(手放したもの)は何ですか?」

大切にし続けたいものとして挙がったのは、

人への優しさ、健康、人とのつながり、沖縄への愛、地域社会、志、対話する姿勢など。

一方、手放したいものとして挙がったのは、

見栄、メンツやプライド、自分の強すぎるこだわり、執着などが挙がりました。

中には「経済成長」という言葉も挙がりました。その背景にあったのは、「誰かが決めた成長」ではなく、自分たちがどんな成長を実現したいのかを見つめ直す必要がある、という問いでした。

何を残し、何を手放すのかー。

その問いに向き合い続けること自体が「経営」なのかもしれません。

「守るもの」を書いた付箋のボードを囲み、対話の内容を共有する参加者

2日間を通して

初日は戦争の史実と平和というテーマに向き合い、2日目はこれからの経営と未来について語り合いました。

2日間を通して見えてきたのは、経営とは会社をどう成長させるかを考えるだけでなく、一人ひとりが何を大切にして生きていきたいのかに向き合うことでもある、ということでした。

そして、その問いを一人で抱えるのではなく、立場や地域の異なる誰かと対話しながら探究できること。そんな場の豊かさと可能性を、あらためて感じる2日間となりました。

それぞれの日にご参加いただいた皆さま、平和劇にご出演くださった役者の皆さま、ピースバディの皆さま、そして浜松から足を運んでくださった5名の皆さまに、心より感謝申し上げます。

おきなわ経営dialogueは、「経営が『豊かな心と暮らしを育む』沖縄へ」をビジョンに、これからも対話の場を創出してまいります。

▶︎2日間の模様は、Instagramのリールでもご覧いただけます。

 

おきなわ経営dialogue Vol.5の会場で、スライドの前に並んだ参加者の集合写真

主催:おきなわ経営dialogue

事務局:株式会社うむさんラボ 、株式会社Cosmic Consulting