私の父はパーキンソン病です。
発症して数年間は母が自宅で介護していました。が、日に日に病状が悪化し、とても母一人では対応できず…。そんな時に父は誤嚥性肺炎で入院。とても自宅で介護できる状態ではないと判断し、一年間、老人保健施設に入院。
しかし、あくまで老人保健施設は自宅に戻る為のリハビリ施設であり、ずっと入院はできない施設なんです。
そこから、最期まで入居できる認定施設である特別養護老人ホームを探し始めました。保育園探しをする「保活」ならぬ、特活⁈それは想像以上に困難なものでした。
10年待ち、300人待ちは当たり前…
しかもその数字が意味することは、不謹慎ですが、入居者がお亡くなりにならない限り空きがないということ。
ことごとく特養に断られ、老健施設からも退所を促され、途方にくれているところ、幸い民間の老人ホームでいい施設か見つかり、その施設に転院することができました。
これは、介護の困難さを示すほんの一例…。多くの人が家族や大事な人の介護で、深く悩んでいます。
「日本死ね。」のコメントがいずれかは育児ではなく、介護でこうした意見が増えるのは、そう遠くない未来だと思います。それがいつ自分の家族が対象になるか、誰も予想はできません。明日は我が身です。
そうした未来に向けて、今できることは何だろう?
国は当然、企業、個人が、もっと深く自分たちの働き方を見直す必要性がないでしょうか。
私はそうした対策を少しでもお手伝いできる仕事がしたいです!
波上こずみ
cosmic197656@gmail.com