あいめ保育園らしい組織をつくるための、研修や制度づくりに伴走。「こずみさんと立てた計画が私たちの基盤となり、今も園を支えています」

小規模保育事業所あいめ保育園

左から副園長の宮里歩先生と園長の宮里大輔先生

企業情報

  • 社名小規模保育事業所あいめ保育園
  • HPhttps://www.aime-hoikuen.com/
  • 住所〒901-2133
    沖縄県浦添市城間2-12-5 1F
  • 代表者代表理事 宮里大輔氏
  • 実施期間組織作りワークショップ6ヶ月、人事評価制度策定4ヶ月
  • お話を聞いた方宮里大輔園長と宮里歩副園長

あいめ保育園は沖縄県浦添市城間で、0歳から2歳児までを対象とした小規模保育事業所(浦添市認可園)です。"園児一人ひとりを大切にする保育"を理念に掲げ、室内遊びはもちろんお散歩、芋ほり体験、ハロウィンやエイサーなど園外活動や地域交流を通して、子どもたちの豊かな感性を育んでいます。

コズミックコンサルティングに組織開発をお願いしたきっかけ

お願いしたのは保育園を立ち上げて2年目ごろだったと思います。当時、採用が成功しはじめていたのですが、いざ人が増えてくると、どうやって育てていこうか、組織づくりってどうすればいいのかと迷うことが増えてきました。そんなとき、採用を手伝ってもらっていたファンシップ株式会社の小宮仁至さんに紹介してもらったのが波上さんです。
初めてお会いする場で、波上さんは私たち二人の話にしっかり耳を傾けてくれました。否定することもなく、私たちに寄り添ってくれたこと、そしてヒアリングのやりとりのなかで、胸の中にあったもやもやとした不安を課題として引き出してくれたことが印象に残っています。その帰りの車の中で二人とも「波上さんにお願いしてやってみよう!」とすぐに決断しました。

当時抱えていた課題

・採用が成功し始めていたが、職員をどう育てていくか、どう組織を作っていくかに悩んでいた
・経営層と保育士、保育士同士でも、保育の方向性の違いが生まれ始めていた
・人を定着させ、育てていきたいという気持ちはあるが何から始めていいかわからない
・あいめ保育園らしい組織・風土を作りたい
・頑張っている職員をしっかり評価したい

コズミックコンサルティングの提案で良かったこと

波上さんの提案で良かったことは、私たち園の現状に即した課題解決方法を一緒に考えてくれたことです。当時の課題から、私たちは「コミュニケーション改善」や「評価制度の策定」に取り組みましたが、波上さんは、そのすべての過程を通して、あいめ保育園の人材、年間計画、目指す方向性、価値観、などを考慮しながら、常に私たちの意見を引き出す努力をしてくれたんです。
コンサルティングにも様々な形があると思いますが、波上さんはどちらかというと「一緒に考えて創り出す」タイプ。コンサルタントのアドバイス通りにしたいという人には向いていないかもしれません。その分私たちも当時は本当に考え抜いたと思います。けれどそうやって考えた計画だからこそ今もあいめ保育園のベースとしてしっかり刻まれているんです。

コンサルティング実施後の成果

実施後の次のような点が成果として明確にあらわれました。
・職員同士の対話が活発になり、職員同士で助け合う姿がみられるようになった
・保育の方向性の違いが起こしていた小さなひずみがなくなっていた
・経営層として職員に目指す方向性を示すことができた
・職員同士の対話が活発になり、職員同士で助け合う姿がみられるようになった
・定着率が向上し、保育園の確固たる土台が構築されていった
また評価制度の構築後、試行期間を1年ほど設けましたが実施してみて浮き彫りになる課題なども当然でてきました。しかしながらそういった課題も今では経営層と職員の間で改善を行うことができています。さらに毎年職員のレベルアップに合わせて、評価制度の内容をブラッシュアップするなど、組織内でより良い形に変化させることができるようになりました。

コズミックコンサルティングに一言

最初にお会いしたときから「自分たちの困りごとを一緒に考えてくれた」波上さんに対しての信頼は絶大です。波上さんと話していると「何とかなりそう」という気持ちにさせてくれ、精神面でもすごく助かったことを覚えています。今でも何かあれば、波上さんに相談してみようと思いますし、周りに困った園長先生がいたら自信を持って薦められる方です。(園長:大輔先生)
波上さん大好きです。波上さんにお願いして良かった!と今でも思っています。一緒に作ってくれたものが現在も園のベースとなり活きています。またストイックさも強さもありながら、やわらかさも持ち合わせ、ときに弱いところも見せてくれる、そんな人間性も大好きです(副園長:歩先生)

人事評価制度を作るにあたり、園長先生、副園長先生が意識していたのが「いかに現場で働くみなさんが腹落ちできる制度にできるか」という点でした。そこで評価項目一つ一つの内容、目的、表現の仕方など、しっかり伝わるか園長先生、副園長先生、現場のリーダーも一緒に時間をかけて検討しました。
一般的に使用される無難な言葉ではなく、園の理想や実情に合い、真に「自分たちのもの」にすることを心がけました。こんなに時間をかけて作るということはあまりないんじゃないかなと思うほどでした。評価制度構築支援の際に作った資料が今も園で活用されていると聞いて嬉しく思います。